奨学事業

フジシール財団の卒業生たちはいま、さまざまな 場所で夢に挑戦しています。

 私は、フジシールグループを牽引されてきた財団設立者の藤尾氏、現理事長の岡﨑⽒から常にチャレンジ精神を持つこと、海外を視野に入れることの重要性を学びました。様々な専門分野で活躍する奨学生との交流は非常に内容が濃く、多様性を尊重し人との繋がりを大切にするフジシール財団での活動は私の人生の糧となる貴重な時間となっています。

 私には、認定式に聞いた「フジシール財団奨学金から“人の繋がり”を得てもらいたい」との言葉がずっと心にあります。私は地方のデザイン学部生でした。他大学との交流がほとんどない私にとって、異分野の仲間との交流はとても価値あるものでした。今も、仲間の活躍をみると嬉しく、自分のモチベーションになっています。

 日本に来てから、人生が非常に変わりました。留学をするまでは、日本の学校や生活環境に慣れることは難しいと思っていました。しかし、適応していく⼒を身につけていくことで乗り越えてきました。このような新しい環境においても大きく成長できた一番の理由はフジシール財団の支援があったからだと思います。ありがとう。

 学部時代に奨学金をいただいており、経済的な心配なく学業に打ちこみ、研究発表の賞をいただくことができました。また、同じように学業に励む他の奨学生と交流し、研究や課外活動の話を聞くことはとてもよい刺激でした。奨学金をいただくだけでなく、人とのつながりも得ることができ充実した4年間でした。

 私はフジシール財団奨学生として、学部2年間お世話になりました。パッケージに関するレポート選考を勝ち抜いた奨学生は、本当に個性豊かで活気あふれる仲間たちです。私はそんな仲間と、フジシール財団の気さくな皆さんが大好きです。奨学金によって叶えられた大学院進学の機会を精一杯活用し、フジシールに恩返しをしたいです。

 本業の勉学、ダンス、学習支援NPOの設立、高校~大学生に向けた工学部広報誌の編集。幸い、いずれも納得いく密度を保ちつつ両立することができましたが、同時にこれは奨学金なしでは叶わない両立でもありました。人生の糧となるこうした経験をくださった財団へは、今後も様々な活動を通じ感謝を表現していきたいです。

 フジシール財団は財政面だけでなく、専門分野での成長という意味でも私の人生を変えました。財団で貴重なネットワークを得、またリーダーシップも学びました。パッケージのプロとしてフジシール財団の奨学生に選ばれたことはとても光栄です。財団で学んだ「包んで価値を日々新たに創造する」を、私は今後も取り組みます。

 フジシール財団で学生の内から新しいパッケージや製品について考え議論する場を頂けたことは、とても貴重な経験でした。また、全国の様々な分野の学生と交流できたことも自身の成長に繋がりました。卒業後はパッケージ関連の会社に入社し、より良いパッケージ作りを目指して、日々開発に励んでいます。

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